2022/10/21
パーソナルジュエラーのShihoです。
今まで5,500件以上のオーダー、リフォーム、修理を受けてまいりました。
私はお客様らしく、希望以上にご満足いただけるようひとつひとつ丁寧にお受けしております。
私はお客様の想いとこだわり、好みなどをお伺いし、その方に似合うジュエリーとなるようご提案をさせていただいております。
今回ご紹介するリフォームは、どちらも唯一無二のもので、長年リフォームをしてきて特に想い出に残るリフォームです。
ひとつめは①のファンシービビットイエローダイヤのリング、ふたつめは②のお母様の立爪リングをカフブレスにリフォームしたものです。
①ファンシービビットイエローダイヤモンドリングのリフォーム
以前に1ctのファンシービビットイエローダイヤモンドをお求めいただき、ペンダントに加工して納品いたしました。
しばらく後にリングに加工したいとのことで、リフォームのデザインを打ち合わせし、「イエローのリングにしたいので、メレダイヤもすべてイエローはどうすか?」と言われましたが、「ホワイトのダイヤが少しでも入ることで、中石のイエローダイヤモンドの色が生かされるので」とアドバイスさせていただき、腕のメレダイヤは2色にしました。
ですがここで問題発生。センターのビビットイエローに負けないイエローダイヤモンドのメレダイヤが簡単に手に入らないことがわかったのです。
どなたに聞いても「無理でしょう」と言われてしまいましたが、根気よく探し続けた結果、日本にはなく香港にあるとわかり、サイズも数もわからなかったのですが、届いてみたらピッタリの色と数も間に合う量があり、本当に奇跡が起こりました。
更に職人さんに4本の腕が交差するところを立体的で、4本のリングが重なり合う腕の作り、高低差を出したいというこちらの要望がうまく伝わらず、何度もワックスでやり直していただきました。
こだわりのポイントは、下の腕と上の腕が重なるところは上から見えないので、ダイヤを入れなくてもいいのでしょうが、斜めから覗くとダイヤがないのは安っぽくなるので、ギリギリまでダイヤを入れました。地金のゴールドもお客様のこだわりで6:4の割合でふいてもらい、奇跡のイエローダイヤリングが完成しました。
お客様のジュエリーは、Shihoさんなくしてはあり得ないと言っていただき、大変感激致しました。
②お母様の遺品のダイヤ立爪をカフブレスにリフォーム
お母様の1ctの立爪でカフブレスを作りたいとのご依頼でした。
大きな問題点としては
(1)1ctと大きさと厚みがあり、コロコロと転がらないようにすること
(2)カフブレスは手首にはめる固定の物なので、サイズがちゃんと合わないと全くダメ
(3)かなり存在感のあるものに仕上げないと、お客様に似合わないのでその存在感を出せる職人さん選び
と3つほどありました。
以前にお作りいただいたペンダントも写真に映っていますが、そのペンダントを作った職人である村松司氏に加工をお願いすることができました。
現代の名工なので加工代はかかりましたが、お客様の了承をいただけました。
素晴らしい加工技術(つや消しはすべて手打ち)・ダイヤが大きくても安定するデザインが描けたこと・お客様らしいスッキリとした存在感のあるモダンなデザインのご提案・お客様の手首のサイズにピッタリ等々の素晴らしい作品となり、肌身離さず使ってくださっていると光栄なお言葉もいただきました。
お客様それぞれのこだわりやライフスタイルに、パーソナルジュエラーShihoがエッセンスを加え、
最高のジュエリーをお作りさせていただきたいと願っています。
想いと願いを形にするのが私の大事な仕事だと思っています。
どうしたらいいのか全くわからない方も、まずは一度お気軽にご相談ください。
ジュエリーに関するすべてのこと、ご相談は無料です。